CELLNETTA ユーザーガイド
細胞向け分画フィルタ CELLNETTA MZM1シリーズ
CELLNETTA ユーザーガイド
CELLNETTAをより便利にお使いいただくための手順をわかりやすくご紹介します。
CELLNETTAの親水化処理
CELLNETTAのMZM1シリーズは、たくさんの孔が薄膜に設けられている(高開口率)という特長によって、通液性を高めています。そのため、ポンプで液体を流したり、アスピレーターで吸引したりしなくても、重力のみで液体を流すことができます。しかし、一般的にメッシュサイズが小さくなりますと、表面張力が大きくなって、通液性が悪くなります。CELLNETTAをご使用される前に、今回ご紹介する方法で前処理を行って頂くことをおすすめします。
操作手順
- ①遠沈管にCELLNETTAをセットします。
- ②フィルタ全面に70%エタノール 約2 mLを加えて親水化します。
- ③フィルタ全面にPBSや培地などを約5 mL加えて残留エタノールを洗い流します。
- ポイント
洗浄液(PBSや培地など)の通液性に問題なければ、親水化処理ができています。
※親水化処理終了後、すみやかにサンプル処理を実施してください。
※ピペットなど先端の尖った物で、フィルタ面に触れたり押し当てたりしないで下さい。
CELLNETTAの使用方法
細胞懸濁液をCELLNETTAに注ぐだけで、細胞のサイズ分けができます。
※使用前に親水化処理を推奨しております。
①遠沈管に乗せる
CELLNETTAを50 ml遠沈管にセット
②細胞混濁液を注ぐ
遠沈管をまっすぐ立て、フィルタ全体にサンプルをまんべんなく加える
③分離が完了
CELLNETTAを通過した小さな細胞や培地は、遠沈管で回収
・夾雑物除去
・マイクロキャリアビーズ除去
・血清除去
・シングルセル解析の前処理
(シングルセルとクラスターの分離)
・スフェロイドのサイズ均一化や濃縮
・捕捉細胞の観察
など
④回収・作業完了
CELLNETTAを反転し、
フィルター上の捕捉細胞を回収
・液交換
・培地交換
・細胞の洗浄
・細胞懸濁液の濃縮
など
CELLNETTAの詳細情報
CELLNETTAの購入方法に関するお問い合わせはこちらから、製品に関するお問い合わせはこちらから
※本製品は再利用できません。
- 50 ml遠沈管に適合
- 個包装
- 国内製造
- ガンマ線照射済み
| 50 ml遠沈管適合サイズ | |||
|---|---|---|---|
| メッシュサイズ(µm) | 梱包数量 | 品番 | 事例 |
| 5 | 1 | MZM1B005B50GA | 細胞懸濁液からの培養液の精製 全血・PBMCからの赤血球除去 |
| 5 | MZM1B005B50GB | ||
| 10 | 1 | MZM1B010B50GA | シングル細胞の精製 |
| 5 | MZM1B010B50GB | ||
| 15 | 1 | MZM1B015B50GA | クラスターおよびシングル細胞の分画 |
| 5 | MZM1B015B50GB | ||
| 20 | 1 | MZM1B020B50GA | クラスターおよびシングル細胞の分画 |
| 5 | MZM1B020B50GB | ||
| 100 | 1 | MZM1B100B75GA | 薬効試験におけるスフェロイドサイズの均一化 |
| 5 | MZM1B100B75GB | ||
| 200 | 1 | MZM1B200B75GA | マイクロキャリアビーズの分画 スフェロイドサイズの均一化 |
| 5 | MZM1B200B75GB | ||
※目的の細胞よりやや小さいメッシュサイズの使用を推奨しております。
用途やメッシュサイズの選定については、お気軽にお問い合わせください。
※細胞形状・流速条件等により、通過挙動は変化します。