疲労ストレス計 MF100

心拍のゆらぎが疲れを可視化する

製品の特徴

  • 医学的背景のあるアルゴリズム
  • 心拍変動を高精度に測定
  • 非侵襲で簡便な測定
  • 本製品は、医療機器ではございません。
  • スマートフォン、タブレットは製品に含まれません。

働く人の「疲労」と「ストレス」の課題

少子高齢化による人手不足により、企業にとっても生産性向上や持続可能な活動が経営課題となっています。
そこで今、政府によって働き方改革や労働災害の防止が進められ、社会全体の取り組みとしても位置づけられています。また働く人のストレス軽減などで労働災害が減少すれば休職や離職などが予防でき、生産性向上が期待できるとされています。

疲労とストレスのイメージ画像

疲労ストレス計とは

疲労ストレス計の特徴

バイタルデータによる自律神経数値化とビックデータの分析により、自律神経のバランスと偏差値を示し、客観的な評価が難しかった「疲労・ストレス度」を可視化します。
また、測定したデータはモバイル端末(タブレットやスマートフォン)で表示し結果を確認することができます。

解析原理 : 心拍変動で「疲労」と「ストレス度」を測る

何かに集中しているとき、気合が入ったり、やる気になっていたり、没入していたりすると、本当は疲れていても疲労感を感じなくなる場合があります。
「疲労」と自分が感じる「疲労感」は異なります。
心拍や呼吸、消化、発汗、血圧などを制御している自律神経は疲労により異常な状態になります。すると、心拍間隔のゆらぎ(短くなったり、長くなったりする程度)が変化します。それを分析することで、自律神経のはたらき、疲労度合いがわかります。

自律神経機能の客観的評価については、世の中には様々な測定・判定手法があります。
心電図や脈波などを用いて心拍変動解析を行うことで、交感神経や副交感神経の活動や自律神経バランスを評価する方法が一般的によく知られており、この心拍変動解析による自律神経機能評価については、疲労と多くの相関を持つことが研究により確認されています(詳しくはこちら)。

倉恒 弘彦 先生(医学博士)

大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 招へい教授
大阪公立大学医学部代謝内分泌病態内科学 客員教授

ムラタの“疲労ストレス計MF100”の強み

電気・光学2方式の測定による安定した測定

疲労ストレス計はムラタのハイブリッドセンサを実装しています。脈拍数を光学式、心拍数を電気式で取得し補完することで、誰でも安定的に欠損なく測定できます。

疲労ストレス測定の管理機能

測定者様向け機能として、疲労ストレス測定機能の他、問診機能、測定履歴を確認できます。
また、管理者様向け機能として、WEB上での簡単分析やデータ分析機能があります。

疲労ストレス計の活用提案

現場環境や業務に合わせた疲労ストレス計の活用方法をご紹介します。

  • 健康経営
    トラック・バス・タクシードライバーなどの疲労・ストレス度チェック

  • 健康経営
    健康経営に取り組む
    企業の社員健康モニタリング

  • 健康支援
    調剤薬局やスポーツクラブでの健康支援活動

  • 評価
    製薬・健康食品・リラクゼーション
    関連企業での製品やサービスの評価

疲労ストレス計 導入事例

疲労ストレス計を活用している企業様の事例を紹介します。

導入実績

疲労ストレス計の測定方法

簡単4ステップ

アプリインストール後、登録するだけですぐに疲労ストレス計の使用を開始することができます。
電池駆動の疲労ストレス計は無線通信を搭載しており、様々な場所で測定できます。

STEP1
アプリをダウンロードする

STEP2
楽な姿勢で椅子に座る

STEP3
疲労ストレス計を両手で握る

STEP4
目を閉じてリラックス

2分。わずかな時間で測定。

測定結果見本

アプリで表示される測定結果の画面(サンプル)になります。

測定結果の画面サンプルその1。測定日時、疲労の総合判定結果と判定結果に対する説明。自律神経機能の偏差値と自律神経のバランスのグラフ。自律神経機能年齢、測定状態の詳細(総拍数、不規則な拍数)、測定結果ダウンロード用QRコードの表示。印刷用リンクの表示など。
測定結果の画面サンプルその2。自律神経機能の偏差値と自律神経のバランスのグラフ。肉体的ストレスの程度と精神的ストレスの程度のグラフ。
測定結果の画面サンプルその3。現時点の対ストレス反応、現時点の疲れ具合のグラフ。正常、やる気、眠い・だるい、疲労困憊といった状態のどこに位置するかを視覚的に確認することができる。

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製品仕様

販売名 疲労ストレス計
形式 MF100
電源 DC3V(単3形乾電池2本)
通信方式 Bluetooth® 4.1
使用環境 温度10~40℃ 湿度30~85%RH (結露なきこと)
保管環境 温度5~40℃ 湿度5~85%RH (結露なきこと)
寸法 長さ152×幅100×厚み67mm
重量 約110g(乾電池含まず)
付属品 単3形アルカリ乾電池2本(動作確認用)

ご用意いただくもの

  • Wi-Fiもしくはモバイル通信

アプリ関連

  • 本サービスをご使用いただくには、アプリ(無料)をモバイル端末にダウンロードしてください。
  • アプリの利用には、有料ライセンスが必要となります。(ライセンスNoは、メール及び書面にてご連絡致します)

アプリのダウンロードと測定結果の詳細に関しては、株式会社疲労科学研究所サイトの「疲労科学研究所バージョン」をご覧ください。

対応OS

  • iOS・Android対応、Windows非対応
  • 本製品は、医療機器ではございません。
  • 製品の詳細に関しては、下記よりお問い合わせください。

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