自動カフ圧コントローラ SmartCuff

カフ圧管理をもっとスマートに

製品の特徴

  • 小型軽量の手のひらサイズ、電池駆動
  • 気管内チューブのカフ圧を自動調整
  • カフ圧の低圧・高圧・閉塞・リークを知らせるアラーム機能付き
  • 静音(独自のポンプ採用)

自動カフ圧コントローラ SmartCuff 製品情報

自動カフ圧コントローラ SmartCuff 紹介動画

自動カフ圧コントローラ SmartCuffを動画で紹介します。

カフ圧管理とは

カフ圧管理とは、気管内チューブまたは気管切開チューブのカフ内圧管理のことです。
カフ圧は、自然脱気や日常の体動により変動するため、適切なカフ圧管理が重要です。

カフ圧管理では、気道内にある気管内チューブまたは気管切開チューブのカフを膨らませることにより、気道とチューブの隙間を減らして誤嚥を予防します。しかし、カフ圧が高圧になると気管粘膜障害を起こし、逆に低圧になると人工呼吸器関連肺炎(VAP)の危険性が高くなります。

高圧の場合、最適圧の場合、低圧の場合のイメージ画像

自動カフ圧コントローラ SmartCuffの特徴

簡単操作でカフ圧設定を行うことができ、設定圧力に自動調整ができます。
また、スポットチェックはもちろん、気道チューブに接続し長時間のカフ圧の制御・維持を行うことができます。

1.スポットチェック

  • 自動でカフが膨らみ、設定圧力でとまる
  • 手動の微調整が不要

2.常時コントロール

  • 体動などのカフ圧変化でも、設定圧力に自動調整
  • 独自の静音ポンプで、動作音が静か
  • アラームで異常をお知らせ

自動カフ圧コントローラ SmartCuffの使い方

自動カフ圧コントローラ SmartCuffのもっとも簡単な使い方を紹介します。

1.(電源)ボタンを長押しすると電源が入り液晶画面に値が表示されます。2.液晶画面に表示された内容で設定圧力を確認します。初期設定値は25cmH₂Oです。設定圧力を変更したい場合はマイナスボタン、プラスボタンで調整できます。3.(設定)ボタンを押すと動作が開始されます。

自動カフ圧コントローラ SmartCuffの名称

自動カフ圧コントローラ SmartCuffの各部の名称を紹介します。

本体、右下に電源ボタン、左隣に設定ボタン、設定ボタンの上にマイナスボタン、右隣りにプラスボタンがあります。ボタン類の上に液晶(LCD)画面、画面左にアラームランプ(LED)があります。本体右上にブザー穴があり、音が出ます。本体上部にはルアーロックコネクタが付いています。

自動カフ圧コントローラ SmartCuffに関するよくあるご質問

自動カフ圧コントローラ SmartCuffのよくあるご質問はこちらからご確認ください。

製品仕様

一般的名称 気管内チューブカフインフレータ
販売名 自動カフ圧コントローラ SmartCuff
医療機器届出番号 14B1X1002800001A
クラス分類 クラスⅠ:一般医療機器
組合せ可能な機器 大容量低圧カフ付き気管内チューブ 大容量低圧カフ付き気管切開チューブ
圧力調整範囲 5~80cmH₂O(初期設定25cmH₂O)メモリ機能付
圧力調整単位 1cmH₂O
アラーム 低圧・高圧・閉塞・リークなど
本体寸法 幅66×高さ104×奥行26mm
本体重量 約145g(乾電池含む)
電源 単三形アルカリ乾電池(2本)または単三形ニッケル水素充電池(2本)
連続使用時間 最大2週間(当社試験基準による)
機器への接続 ルアーロックコネクタ
付属品 動作確認用単三形アルカリ乾電池(2本)、取扱説明書
添付文書PDFダウンロード

※旧届出番号(25B1X1000500001A)をお持ちの方にも新届出番号の添付文書を参考として見ていただけます。

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